同じ方向を向きましょう!
こんにちは。
経営戦略PACSの上田です。
本記事では
経営戦略を遂行する際の大前提
「社長と社員の方向性の一致」
について解説していきます。
本サイトの記事を読み
実践すると
そして結果的に管理業務が減り
健全に業績アップします。
これは私自身の実践、実体験による
成功事例を基に発信しています。
机上の空論のみではありません。
価値ある情報をどうぞ。
見ている方角と進む方角
今回は心理的なお話ですが
まずイメージしやすい様に
物理的に方角で例えます。
経営者は”北”に立ち
”南”に居る従業員を見て
指示、命令を出します。
従業員は”南”に立ち
”北”に居る経営者を見て
指示、命令を聞きます。
これはごく一般的な
労使のあり方です。
しかしこの向き合った状態…
経営者の体は南を向き
従業員の体は北を向いています。
ではこの会社は
どの方角に進むのでしょうか?
従業員がペースを乱す理由
当然の様に
経営者の体が向いている
”南”に進みます。
その場合
従業員は後ろ向きに
進むことになります。
経営者は正面を向いて
進みますが、後ろ向きに進む
従業員は歩きにくそうに
また先が見えない為
不安そうに歩いています。
そんな従業員を見て経営者は
「何でペースを乱すのか!」
と苛立ちます。
こんな事が日常心理的に
起きている!
と、想像してみましょう。
別の記事でお話していますが
経営者と従業員の目的地や
目的地までのルートは違っても
問題ありません。
むしろ他人なので
違っていて当然です。
しかし先程の例えの様に
方角(方向)が違えば
経営者のビジョンに向かう
推進力ではなく
足枷(抵抗)になります。
方向性が一致しない理由
物理的に考えれば
とても簡単なことが
心理的になると
全く出来ていない経営者は
多いです。
これは無意識であれば
仕方ないこと・・・
では済まされません!
意識してください。
「過去と他人は変えられない」
と言いますが
過去は、記憶の中では
都合よく書き換えられます。
しかし
起きた事実は換えられません。
他人も同様。
他人に対する自身の捉え方は
都合よく変えられます。
しかし
他人の価値観を変えることは
できません。
この”当たり前”から
逸脱した考え方では
まず方向性は一致しません。
従業員の大切なスイッチ
ここまでは”当たり前”として
ご理解頂けると思います。
そうは言っても・・・
”言うは易く行うは難し”
具体的に
何から取り組めばいいのか…
古い考え方を改め
変わろうと決意したあなたに
ポイントをお伝えします。
例えば
あなたは従業員の”興味”に
興味を持っていますか?
収益を生まない生産性の
低い事柄です。
そんな事やって何になる?
くだらない!
他にやる事があるだろ!
と思ってしまったら
何も始まりません。
その従業員の”興味”は
モチベーションを左右する
大切なスイッチです。
人の前では大切なスイッチが
ONになります。
そしてこのスイッチを
ONにし続ける事が結果的に
生産性を高める重要な
鍵となります。
このスイッチをONにするという
人を雇用する者として
当たり前の事から逸脱してしまった
経営者の苦労が絶えることは
ないでしょう。
大切なことが大切
ひとつ具体例をあげます。
価値観(興味)の中心が
「家族との時間を大切にする」
という従業員がいるとします。
業種は製造業だとします。
この従業員に経営者が
「生産時間を短縮しろ」
「生産コストを下げろ」
「業務改善案を提出しろ」
などと業務に関することのみ
伝え続けたらどうなるでしょう?
生産時間は・・・
短縮するかもしれません。
生産コストは・・・
下がるかもしれません。
業務改善案は・・・
提出するかもしれません。
しかし
それ以外、それ以上のことは
望めないでしょう。
大切なのは「家族との時間」
この記事の途中で
「なるほど!」と
気付いたあなたの会社は
明日から劇的に変わります。
気付けなかったあなたも
ここまで読んで頂いているので
必ず変わっていきます。
では、この事例の従業員に対し
どうするべきなのか。
実践する3つのポイント
答えは簡単ですが
理解と実践は困難です。
答えは・・・
この従業員が大切にする
「家族との時間」について
この従業員”以上に”考える。
ただこれだけです。
本当にただこれだけです。
この様な内容はよく
マネジメントやコーチングの
本など各情報に載っていますが
間違いありません。
ただこれを
素直に信じて実践するか
疑いバカにして実践しないか
だけです。
実践する為のポイントも
3つ紹介します。
プライバシーに配慮する
一番大切にしていることは
デリケートなことでもあります。
むやみやたらに
「あなたの家族のことを
考えているんだ」
と伝えては逆効果です。
相手の価値観に合わせる
”押し付け”が癖になっている
経営者がやってしまう失敗は
プライベートなことにまで
価値観を押し付けてしまうこと。
従業員があなたに何か答えを
求めている訳ではありません。
これも逆効果になります。
見返りを求めない
先程も伝えましたが
従業員が大切にしていることは
事業の生産性を上げることには
直接繋がりません。
腹黒い思考で
「これをやったら・・・」
と、見返りを期待した実践は
従業員からしてみれば怪しく
恐ろしい行動に見えます。
心の扉は固く閉ざされます。
純粋な気持ちで
従業員の身になって
考えてみましょう。
ポイントは無数にありますが
まずはこれだけでいいので
実践して下さい。
難しいとされるのは
いかに相手のポジションまで
腰を落とし話を聞けるかです。
まとめ
本記事についてまとめます。
・大切なことを大切にすること
・相手の価値観を理解すること
一致させることです。
反対に方向性の不一致とは
・大切なことをおざなりにすること
・相手の価値観に関心を持たない
を強制させている状態です。
一致した方向性に対して
鼓舞する言葉は相手の心に必ず届き
感情が動き、行動に繋がります。
従業員も変わります。
変えるのは相手ではなく
あなた自身の思考と行動です。
私は幸せな従業員が
増えることを望んでいます。
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